火花
又吉直樹の本を読み、
もう一つ伝えたいことがわからなかったので、
この映画を観た。
自分の面白いと思っていることが、
観ている人にとっての面白さとは
違うことが多々ある。
売れるための面白さと、
自分の貫きたいポリシーの境目で、
芸人は葛藤しているのだぁと感じた。
よく、M-1グランプリの控室や、
本番直前、予選通過したあとの
VTRが流されているが、
テレビで映っている姿とは違う
素の姿を見れる。
そのさらに素の姿を映し出してくれたのが、
本作品だったような気がする。
どの仕事も
努力、運、センスが要求されると思う。
その部分をしっかりとフォーカスしてくれてるような気がした。
桐谷健太の演じた神谷は、
それを超越している。
職業が芸人ではなく、
生き方そのものが芸人なんだと思った。
そして、
本作品では描かれていなかったが、
そんな神谷のような人間が、
意外と最後まで生き抜いていくのかも。
と感じた。
マイノリティー最高。
本日もおおきに!!!