チルソクの夏
☆４つ！！！！！
＜こんな方にオススメ＞
歴史をやんわりと感じたい方。
＜感想＞
１９７０年代の
下関と釜山の交流を描いた同作品。
高校生同士の陸上競技大会にて
韓国人男性と日本人女性が恋に落ちる。
１年に１度の
七夕（チルソク）の日に
逢える。
当時の日韓の関係性から、
両者の保護者はその関係を
快く思わない。
ただ、国籍以上に
お互いの人間性に惹かれあい
それぞれの背景にも触れ
さらに熱は高まっていく。
今の時代に２人が出会えたとしたら、
当時の文通とは違い
いつでも再会することが出来たと思う。
手段として、
インターネットというものは
世界中の人々の距離を縮めたと思う。
２０１８年現在、
なかなか仲が深まらない両国。
政治的なもの以上に、
一般市民レベルでは
もう少しお互いの背景を知っていくことが
大事なのではと心底思う。
何より、
【知らない。知ろうとしない。】
その姿勢は、
事実として、マイノリティを苦しめているということに
たくさんの人が気付いていく。
それが歩み寄りの一歩目だと
そう感じた。
変化の激しい時代だからこそ、
良い変化をもたらす
そんな人材を育てていきたいと
切に思う。
本日もおおきに！！！！！
